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ScraperWikiをためしてみよう

Guest post by Makoto Inoue, a Japanese ScraperWiki user. Makoto works in London as a Web developer, a technical writer, and a translator. He has a Japanese blog and his Twitter account is @makoto_inoue. はじめに みなさんスクレイプ(Scrape)という単語はご存知でしょうか? ウェッブページから特定のデータを引っこ抜く作業のことをスクレイピング(Scraping)と呼びます。 昨今のホームページではデータを簡単に提供するためのAPI(Application Programming Interface)というしくみが多いので「なんで今更そんなの必要なの」と思われる方>も多いかもしれません。しかしながら前回起きた東日本大地震の際、地震や電力の速報や、各地の被害状況を把握するために必要な政府の統計情報などがAPIとして提供されておらず、開発者の中には自分でスクレイパー(Scraper)用のプログラムを書いた人も多いのではないのでしょうか? ただそういった多くの開発者の善意でつくられたプログラムがいろいろなサイトに散らばっていたり、やがてメンテナンスされなくなるのは非常に残念なことです。 そういうときにScraperWikiの出番です。 ScraperWikiとは ScraperWikiはイギリスのスタートアップ企業で、スクレイパーコードを共有するサイトを提供しています。開発者達はサイト上から直接コード(Ruby, PHP, Python)を編集、実行することができます。スクレイプを定期的に実行することも可能で、取得されたデータはScraperWikiに保存されますが、ScraperWikiはAPIを用意しているので、このAPIを通して、他のサイトでデータを再利用することが可能です。 「Wiki」といっているだけあって、一般公開されているコードは他の人も編集したり、またコードをコピーして他のスクレイピングに利用することもできます。定期的に実>行されているスクレイパーがエラーを起こしていないかをチェックする仕組みがあり「みんなでスクレイピングを管理」するための仕組みがいたるところにあります。 ScraperWikiは、もともとイギリスで、どの議員がどの法案に賛成または反対票を投じたかを議会のサイトから創業者の一人が2003年頃にスクレイプしたことを起源に持ちます。 日本であればちょうどこういったページでしょうか? 現在ではGuardian社といった大手報道機関が企業ロビイストの議会での影響力を調べるのにつかったり、イギリス政府自身がalpha.gov.ukというプロトタイプサ>イトで、各省庁に点在したデータを一元的にアクセスするための仕組みとしてScraperWikiを使っているそうです。 ScraperWikiのビジネスモデルですが、一般公開するコードに関しては無料ですが、非公開にしたり、定期的にスクレイプする量などに応じて課金するようになっています。 前置きが長くなってきましたが、実際に使ってみましょう。 既存のスクレイパーを眺めてみる 「ScraperWiki」でGoogle検索すると、すでにScraperWikiを使用している日本人の方がいらっしゃいました。 「スクレイピングするなら ScraperWiki 使うといいよ 」 ここでは衆議院議員のデータをスクレイプするのに使用しています。 Members of […]

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